BELLです。
色が身体にもたらす影響や心に及ぼす効果を考えてみました。
日常には色というものが有り触れています。
むしろ、そういった意識で見ている人はほとんどいないと思いますが、人は知らぬ間に個々の惹かれる色に導かれるているのです。
それは昔から好きな色から今まで避けてきた色など人それぞれの心の変化によりストーリーがあるのだと思います。
例えば青を好きな理由としては空や海を連想させ気持ちを落ち着かせてくれる色だからでしょうか。
そして青のある空間にいると、時が早く感じられるそうです。
海に囲まれた竜宮城へ連れられた浦島太郎は美味しい食事や乙姫のもてなしにより楽しい日々を送るが、地上へ戻るとお爺さんになってしまった話があります。
楽しい事は時をあっという間に感じられる経験は誰もがお持ちでしょうが、相乗効果で青の空間は心身共にリラックスし、時を経つのを早く感じさせたという2つの要因が結果として時間の感覚を狂わせていたということです。
空が何故青いのかご存知でしょうか?まずは条件として太陽の光と次に
大気中の粒子が絶対なくてはならないのです。
太陽光線の中にはガンマ線、紫外線、赤外線などが含まれており同時に私達が色として認識出来る可視光線というものがあります。
虹色を含んだ可視光線は大気中の蒸気などにぶつかって散らされ、その中の青を纏った短波長だけが私達の目に届き空が青いと認識されます。
夕焼けは太陽が遠のくと長波長である赤色が目に届きやすい為に赤く見えます。
地球規模で見ると空の色の見え方は地域の風土や気候により異り様々に変化します。
ブラジルや赤道近くの空が明るく太陽の光が強い地域の人々は原色を好み、逆に北欧やロシアなど日照時間が短く曇りがちな地域はパステルカラーや中間色を好む傾向があります。
人間だけでなく動植物にもそれは現れ、赤道付近には色の濃い鮮やかな花や植物が溢れ太陽光線の強い分、光を吸収した物体に色として現れるのだと思います。
日常として感じるのは夏になると妙に明るい色や原色を身に纏いたくなります。
そういった何気ない気分も太陽の光、すなわち色との密接な関係が心身に及ぼしているのです。
私の好きな青はゴッホの描く夜空の色で現実味のない神秘的な青の配色に、必要以上に明るい星が瞬いており心奪われます。
なかでも有名な"夜のカフェテラス"はとても好きで青と黄のバランスが素晴らしく絶妙でカフェテラスの黄色い明かりがとても温かく優しい時を感じさせます。
きっと、ゴッホにとって黄色は素敵な時を表現しているのではないでしょうか。
その頃は"ひまわり"や"黄色い家"などの代表作が生まれました。
ところがゴッホは憧れのゴーギャンとの生活を共にするがうまくいかず精神を病み自らの耳を切り落としてしまいます。
その後の作品は青色が強調された絵が多いものの最後に描かれた絵の中にも微かに黄色の星光が描かれていました。
その鮮明で対象的な色を表現してきたゴッホにとってその2色とは人生そのものの表現であり、心のバランスを保つ為の手段であったのではないかと思います。
何気なく惹かれる色とは、自己表現の手段でもあり心のバランスを保ち心身との密接な関わりを持つ、大変重要な役割を果たしているものだと感じました。

ゴッホ
[夜のカフェテラス]
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